京都精華大学ギャラリーTerra-Sにて、11月17日から12月28日まで、開学55周年記念展として、国内外で活躍する3名の卒業生による「FATHOM—塩田千春、金沢寿美、ソ—・ソウエン」を開催します。
同展では、洋画分野卒業生で現代美術作家の塩田千春さんが、1000通以上の手紙を用いた新作インスタレーションを制作されます。この作品の一部となる「手紙」を、学内外のみなさんから募集します。眠っている時に見た夢、もしくは将来の夢など、「夢」をテーマとした手紙を当ギャラリーまでお送りください。
塩田千春さんからのメッセージ
人はなぜ夢を見るのだろう。夢の世界は脳の中でどのように広がっているのか。なぜ人は同じ夢を繰り返し見るのか。眠りの中で見る夢と、未来を描いて見る夢はなぜ同じ言葉で表されるのか。
皆さんに書いてもらった夢についての手紙を作品に入れることで、現実と夢が入り混じった世界を描きたいと思います。